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2020年の東京五輪で正式種目に選ばれた「空手」ってどんなスポーツなの?

こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

いきなりですが、あなたは、こんな質問をされて悩むことはありませんか?

[word_balloon id=”unset” src=”https://megublog01.com/wp-content/uploads/2020/05/苦手.png” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]「空手って瓦割りをするんでしょ?」

「空手のルールってどんなの?」[/word_balloon]

必ず聞かれる質問が上の2点です。

しかも、この質問は非常に悩むし、そもそも伝統空手には瓦割りはありません。

空手には大きく分けて、「伝統空手」と「フルコンタクト空手」に分けることができます。

この「伝統空手」と「フルコンタクト空手」の違いについてはこの記事内では割愛をさせていただきます。

空手は2020年の東京五輪で正式種目に選ばれたことで、今注目を浴びているスポーツです。

テレビやCMに空手が放送されるようになり、空手を始める方は非常に多くなってきています。

子供から大人まで楽しめる空手ですが、空手とは一体どんなスポーツなのか気になりますよね?

空手をしたいけど、ルールとか難しそう。

突きとかあたると痛そう。

こんなイメージをお持ちになる方もいらっしゃるかも知れません。

でも、実際の組手試合では防具をつけているのであてられても痛くはありません。

一見不思議なルールも、その奥深さを知ればより楽しいスポーツとなります。

それでは、「空手道」とはなにかについて学んでいきましょう!

空手道とは?

一言でいえば人間性を磨く「道」です。

さまざまな種類の格闘技がありますが、「道」がつく武道の違いは、礼節を尊ぶことにあります。

もっといえば、礼節の尊重になってきます。

空手道の稽古において心身を練磨するのは、形のあるものと、形のないものとなって現れる人生の試練を乗り越えてゆく力を身に着けていくことです。

空手の組手試合は、突き、蹴りで相手を倒すことや試合での勝敗が、最終的な目的になるわけではありません。

技術のうえに、礼節を重んじる心を学んでこそ、はじめて「空手道」といえるでしょう。

空手道を簡単に言いますと「礼に始まり礼に終わる」武道と言えます。

空手道の稽古では、あらゆる場面でこの「礼」と向かい合う場面がほとんどです。

それは、単に相手に対して頭を下げるのではありません。

一緒に稽古する仲間達への敬意であったり、自分自身と向き合う心構えを表しています。

空手は沖縄が原点。「唐手」から「空手」に?

今では全国各地に空手道場があります。

子供から老人まで、幅広い年代に親しまれている空手ですが、もともとは沖縄から伝わったといわれています。

空手は言葉によって語り継がれる様式が多かったため、諸説ありますが、沖縄独特の護身術のための武術が発祥という説が有力です。

沖縄が琉球国だった時代、15~16世紀頃には「ティー」(手)と呼ばれていた武術がありました。

これは、中国や東南アジアなど海外との、貿易を行っていた琉球国は様々な文化を取り入れていき、「唐手」に変化したと言われています。

そこから明治に入り、現在の「空手」という呼び名に定着したという訳なのです。

空手道の流派

空手道には数多くの流派が存在します。

世界中に沢山の生徒を抱える流派から、一つの流派に絞られて、道場で伝えられている流派もあります。

日本の場合は先生が学んだ流派で道場を開き、その学んだ流派を指導する先生がほとんです。

その中から、生徒の数や国際的な広がりの両面から伝統四大流派と言われているのが

「松涛館流(しょうとうかんりゅう)」

「剛柔流(ごうじゅうりゅう)」

「糸東流(しとうりゅう)」

「和道流(わどうりゅう)」です。

ちなみに私は、「松涛館流(しょうとうかんりゅう)」「剛柔流(ごうじゅうりゅう)」「糸東流(しとうりゅう)」を習ってきたので4流派のうち3流派を教えることができます。

形と組手との違いは?

よく、「形」と「組手」の違いはなんですか?と質問をされることがあるのですが、形は美しさを競い合う。

相手と戦うのが組手となります。

あなたも空手を始めたら様々な「形」を覚えていきます。

空手と聞くと、突きや蹴りなどの試合をイメージしますよね?

しかし、空手の試合は1人で演舞をする形と、相手と戦う組手に別れているんです。

空手試合の形式やルールは経験してみないとわかりにくいところは正直あります。

だから、空手は大きく分けると「形」と「組手」というふたつの種目に分けられているということをぜひ覚えておいてください。

で、初心者がまず最初に理解して欲しい点は2つだけです。

この2つをまずは理解することで、空手の面白さがグンと増すでしょう。

目次

組手

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組手とは相手と戦う競技で、個人戦と団体戦があります)。

個人戦というのは、個人で戦う試合なんですが、団体戦というのは5人で1チームを作り1人1人が順番に戦っていき勝ち数を競い合う競技です。

この組手試合は、伝統空手の場合は、相手の顔面に突きや蹴りを当ててしまうと反則になってしまいますので、顔面への攻撃は反則となります。

殴る・蹴り飛ばすといった行為は禁止されています。

なので、攻撃は相手に怪我をさせないよう、コントロールしなければ反則になってしまうんです。

このコントロールをするのが最初は難しいのですが、練習をしていくうちにだんだん、突く感覚を掴めることができますので、コツを掴めるようになると、面白くなってくるのが組手の特徴でもあります。

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世界空手連盟(WKF)によって定められた75種類の「形」の中から選択し、演武を2人または、1人で演武をします。

これは、試合の形式にもより違いますが、2人の選手が順番に演武を行い、5人の審判の判定によって勝敗が決定します。

その「形」に対する理解、リズム感、バランス感、スピードなどを総合的に判断されます。

形試合を初めて見る人にとっては、どちらが勝ったのかわかりにくい試合もあります。

ただ、他の格闘技では見ることができない空手独特の間合いの取り方や、選手の緊張感は興味深く、新鮮さを感じられるスポーツでもあります。

形の1番の見せ場「気合い」です。

気合いの出し方も、選手1人1人違うので「気合い」の出し方に注目してみるとよりいっそう形の試合も面白くなりますよ。

最後に

2020年の東京五輪で正式種目に選ばれた「空手」ってどんなスポーツなの?といことについて紹介しましたがいかがだったでしょうか?

この記事を読むことで空手のことが少しでもわかり「空手ってなに」と聞かれたときに、堂々と答えられるようになってくださると嬉しいです。

なんとなく空手について理解できたのではないでしょうか?

空手は学べば、学ぶほど奥が深いので、次回は、「伝統空手」と「フルコンタクト空手」の違いについて説明するので、ぜひ次回も空手の知識をつけていき、お子さんに「空手」を教えられるようになってくださいね!!

では、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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